転スラアニメ第2話「ゴブリンたちとの出会い」の感想をまとめます。
※なお、管理人は小説も漫画も最新刊まで読んでいるので、アニメの展開は知った上での感想となります。
前回はこの世界に転生してくるまでの経緯と、盟友である暴風竜ヴェルドラとの出会いまでが描かれましたが、第2話はその続きからです。
展開は以下の通りです。
●ヴェルドラの封印・無限牢獄を解こうとするが失敗
●ヴェルドラを捕食し、内部から無限牢獄を解除することを提案。快諾される。
●その前に、互いに名付けあう。ヴェルドラはテンペストというファミリーネームを、スライムはリムルという名を得る。
●ヴェルドラを捕食後、洞窟内をさまよい、魔物を倒し、そのスキルを奪い続ける。
●洞窟を出る寸前、人間の冒険者と出会うが、見つからないように隠れる。
●洞窟を出てほどなくして、ゴブリンたちと出会う。
●オオカミのような魔物に侵略されつつあるゴブリン達に助けを求められ、リムルも承諾する。
●リムルがゴブリン達を配下におさめる。
話の流れは漫画版と同じですが、やはり動きのあるアニメなのでアクションシーンは見てて楽しいですね。
特に捕食のシーンは小説版や漫画版で何となく想像していたよりダイナミックで、「ふーん、こんな感じで捕食してたんだ」と納得しました。
あと、ベルヤード男爵がソファーに座る際、ズボンを軽くつまんで引き上げる動作をしますが、結構細かいところまで描いているんだなと感心しました。
ヴェルドラも迫力があってよかったと思います。当分出番がないのは残念ですが。ヴェルドラの再登場はかなり先になるので、それまでアニメが続くことを願います。
内容に関してですが、やはりリムルのお人好しなところが、物語の推進力になっていますね。
ヴェルドラを助けようとするのは、あと百年程度で消滅する彼をかわいそうだと思ったからで、ゴブリン達を助けようと決めたのも、前世から頼まれごとに弱かったからです。
そこに打算はありませんでしたが、結果、世界最強の存在であるヴェルドラとは盟友になり、また、孤独だったリムルはゴブリンを配下におくことができました。
そして、リムルは知りませんが、ヴェルドラの消失は全世界に衝撃を与えました。
本当なら、世界のパワーバランスを壊さぬため、絶対に洞窟から出してはいけない魔物でしたが、やっちゃいましたね。
ましてや、ヴェルドラの復活に力を貸すとか、もし人間にばれたらリムルは確実に殺されたと思います。
リムル視点ではこの先も戦い続け、その結果強くなり、配下も増え続けるお話になりますが、それ以外の人間・魔物にとってはヴェルドラの消失をきっかけにしたパワーバランスの再構築に巻き込まれる話になります。正直、リムルとヴェルドラ以外の人間・魔物は皆迷惑だったと思います(ゴブリンは特に)。
さて、次回の第3話ですが、狼牙族とのバトルがメインとなるはずなので、アクションシーンが楽しみです。
また、その後の名付けのシーンがアニメではどのように描かれるのかも見どころです。